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HOMECSRCSRトピックス2019年度 森林保全活動

2019年度 森林保全活動

2019年11月10日

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2019年10月31日(木)、11月6日(水)の2週に渡り、SGホールディングスグループの資産運用会社SGアセットマックスの社員と総勢25名にて環境研修の一環として、高尾100年の森で保全作業を行いました。

今回の主な活動内容は「粗朶(そだ)作り」と「植樹」です。「粗朶」とは、山の斜面に木の枝などを編むように配置して作る段のことです。枝を編みこむことにより土の流出を防ぐ効果があり、粗朶の間に木を植えることによって、より強く土留めの役割を果たします。また、もう一つの役割として、ねずみなどの小動物が、粗朶を「通り道」や「住処」として利用するようになり、これが小動物の保護につながります。

研修の前半では森の中を散策しながら、生物多様性を重視した森づくりなどについて学びます。散策後は、いよいよ「粗朶」をつくる為に斜面に生い茂っている雑草の刈り取りを行います。予想よりもハードな作業を参加メンバーが協力しながら作業します。きれいに刈り取った後は、落ち枝を編むように束ねていき段々をつくることで「粗朶」の完成です。

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研修の後半はチーム対抗で自然の中に潜む「日本の伝統色」を探す色当てゲームを行ったり、記憶を持ち帰るプログラムとして「栞作り」を行いました。

今回の活動を通じて、森の育む命の多様性を感じられるだけではく、参加者間のコミュニケーション醸成に繋げる事が出来ました。